海と猫とオトメゴコロと。

一人暮らしアラカンの自分エール

遠慮。

離婚して11年、名古屋から東京に出て10年、

パートナーがいなかった。

 

東京に行けば、ステキな人が絶対見つかる!

 

と期待満々だったのに。笑

 

マッチングサイトに登録したり、

婚活会社の会員になったりもしたけど、

結局は成果なく。

(ここ、ネタ多し。笑)

 

それがヒーリングを学んで施すうちに、

意識も変わり、エネルギーも変わったのか、

2020年9月にやっと出逢いがあり、、、

(ここまで書くとさらにネタ多し。笑)

 

今は今までで一番幸せなパートナーシップを築けている、

と思っている。

 

久々の恋愛、そしてパートナー。

 

想像ではなく、リアルな体験、

彼との時間の中で、

ちょっとしたことで自分と向き合う、

自分の中にまだまだ残るブロックに気づくことがある。

 

タイトルの「遠慮」もその一つ。

 

ひとつ前の

catseye2021.hatenablog.com

にまつわること。

 

 

実はこれまで彼と数回、

みなとみらい、銀座、横浜のアウトレット等、

ショッピングができるところをデートしたけど、

私はちっとも落ち着かず・・・

 

「どこを見に行きたい?」

 

と言われても、

 

「そう言われても、、、ただ一緒に歩いてるだけでいい。」

 

と答えていた。

(そんなことはないはず。だってショッピング大好きだもん。笑)

 

彼ができたら一緒にショッピング、

はしたいことのはずなのに、

実際に一緒にいると、

「こんな女性ばっかりのところに、しかも私の洋服なんか見てたって、

 ちっとも面白くないだろうな。」

と思ってなんだか申し訳なくて、

自由にあれこれ見るのもはばかられ、

 

リラックスできないし楽しめない、、、

やっぱり買い物は一人の方がいい、

 

なんて思ってしまっていた。

 

(もう一つのブロックは、「見ても今は買えないから・・・」という声。)

 

ところが彼は

「どうして?僕はアリエルと一緒にいることがうれしいし、

 一緒に見て歩くのも楽しいんだ。

 何度も言ってるでしょ?」

と言う。

 

「遠慮はやめたら?」

 

って。

 

そっか、私はまだやっぱり遠慮している。

 

それに勝手に自分の思い込みで相手の気持ちを判断して、

申し訳なく思っている。

 

彼は一緒にいれば楽しいと言ってくれているんだから、

私は私で自由に見て回って、ついてきてくれるのを楽しんでみよう、

と思いなおしてみた。※

 

・・・・・ちょっと時間を巻き戻して・・・・

 

もう一つその前に、

みなとみらいに着いてまず、ランチを食べるのに、

「何が食べたい?」

と聞かれた。

 

いつも彼はそうやって聞いてくれる。

 

そして私は返事に困る。笑

 

何でもいい、と思っているから。

 

でも実は、よくよく胸にきいてみると、何でもよくない。笑

(お肉を食べないので何でもいいわけはない。

 それは彼もわかってくれている。

 だから選択の範囲は限られるのだけれど。)

 

基本和食、揚げ物が好きな私は、

最初のデートで行った串揚げ屋さんが頭に浮かんだ。

 

本当は麻婆豆腐や中華が食べたかったけれど、

お肉(エキス)が入っているから食べられない。

 

串揚げなら間違いなくお肉を避けられるし、好きだから。

 

お寿司屋さんという選択肢もあった。

 

他にもあるかなー、と探してみてはいたものの、

私の頭の中は

「お寿司もいいけどそれより串揚げ」

「他を探すほど食べたいものがあるわけじゃないので

 串揚げでいいな。」

と思っていた。

 

なのにそれが口に出せない。

 

「うーーーん。。。」といって立ち止まってキョロキョロ。

 

もしかしたら彼は、

前と同じ串揚げじゃあ面白くないんじゃないか、

とか、

お寿司の方がいいんじゃないか、

とか考えていた。

(でもその時は何考えてるのかあまり気づいていない。)

 

同じものしか食べたいって言わない、

面白くないやつだ、って思われるかも、

そんな気持ちもあった。

 

 

すると彼が言った。

 

「何と何で迷ってるの?」

 

そう言われて自分の頭の中の図に気づいた。

 

串揚げ

 |

お寿司

 

他なし。笑

 

「僕は何でもいいんだよ、遠慮しないで食べたいものを言って。」

 

そこまで言ってもらってやっと、

 

「じゃあ串揚げ。」

 

と言えた。

 

なんとメンドクサイ私。。。汗

 

こんなに自分の気持ちに蓋をして、

相手がどう思うかを気にしてる自分がいるんだ、って

今更ながらビックリだ。

 

そんなランチでの「遠慮」に気づいた後のショッピング。

 

彼と一緒のショッピングを遠慮せず楽しめるようになりたい!

 

遠慮しないぞ!と決めて、見てみたいお店に付き合ってもらった。

(※の続き)

 

そして「似合いそうなのを教えてね。」

と、それも言ってみたら、

積極的に見立ててくれて、、、楽しい♪

 

その後また遠慮が出る。

 

1枚目のGAPのアンサンブルを買う時、


「買ってあげようか?」

 

と言われたけれど、「うん」とは言えず、、、

 

自分で買った。

 

この後彼が言った。

 

「僕は、アリエルのためにお金を使うのがうれしいんだよ。」

 

ええーーーーーーーーーーっ!????

 

そんなこと、今まで誰にも言われたことないし。

 

お付き合いを始めてから、

「二人の時間を楽しむためにお金を使うのはうれしいことだ。」

と何度も聞いてきた。

 

「そのために働いてるようなものだ。」とか。

 

その上、私のためにお金を使うのがうれしい、だなんて!!

(こんなこと言ってくれる人、いるんだ、と驚き。

 そうはいってもいくらまで?とも思う。笑)

 

「君にはそれだけの価値があるんだよ。」とも。

(もちろん彼にとって。)

 

言われ慣れていないというか、

信じたいけどすんなり受け取れないというか、、、

 

こんな風に思ってくれる人に出逢いたい、

と願っていたはずなのに、

いざ現れると戸惑う。。。

 

でも彼は本当に、私が喜んでるのがうれしいみたいだから、

それは信じよう、受け取ろうと決めた。

 

 

そしてジェラートピケでも見立ててくれて、

 

「買ってあげようか?」

 

とまた言ってくれたので、今度はすんなりと

 

「うん!ありがとう❤」

 

と満面の笑みで答えられた。

 

だってほんとにうれしいんだもん、ね。

 

素直に正直に。(ありたい私の中の、それも一つ。)

 

結果とっても楽しくて、満足できた、ということ。

 

「いいパジャマでゆっくりおやすみ。」

 

とメッセージをくれる彼。

 

ほんとにありがたくてシアワセだ。

 

遠慮しない方が彼も喜んでくれるみたいなので、

これからは遠慮なく、でも感謝することは忘れないで、

彼に甘えたいと思う。

 

そのためにも緻密に自己観察すべし。

 

自分が本音を言っていないと、

彼も本音を言ってないんじゃないかと疑っちゃうんだろうなー。。。